季節は変わり、体調の変化、風邪、体質の変化
などなど、起こりやすい時期でもあると思います。
今回は、頭皮湿疹の原因・対策についてまとめてみました。
一度、ご自身の生活習慣をふまえ、見ていただければ嬉しいです。
原因①脂漏性皮膚炎
②皮脂欠乏湿疹
③アトピー性皮膚炎
④接触性皮膚炎
の、主に4つ。
では、詳しく解説していきます。
①脂漏性皮膚炎
原因:頭皮に繁殖したカビ。
皮脂の過剰分泌でカビが繁殖。
大きめのフケがでやすい。
対策:
●シャンプーを頭皮用シャンプーに変える(しっとり系ではなく、油分配合が少ないタイプ)
●シャンプーの回数を見直す。シャンプーしすぎや、しなさすぎ、両方とも皮脂の過剰分泌を促します。 一日一回しっかり泡立たせ、しっかり流すことをおすすめします。
●リンス、トリートメントは不要、もしくは毛先のみにつける。
●頭皮を洗う際のお湯の温度が38度くらい(ぬるま湯)にする。
●脂質、糖質、コンビニ弁当、インスタント食品は常食しない。
●お風呂のあと、ドライヤーで乾かす。
②皮脂欠乏症湿疹
原因:皮脂不足
細かい、粉のようなフケが発生する。
対策:
●シャンプーを頭皮用、もしくはアミノ酸系シャンプーに変える
●シャンプーの頻度を2日に1回にする。(シャンプーしない日は、ぬるま湯でもみ洗い)
●頭皮を洗う際のお湯の温度が38度くらい(ぬるま湯)にする。
●紫外線に当たりすぎていないか(帽子をかぶる)
③アトピー性皮膚炎
原因:アレルギー
湿疹とかゆみ カビやダニなどが体内に流入し、さらに乾燥して炎症を起こしやすい
対策:②の皮脂欠乏湿疹と同じ。
④接触性皮膚炎
原因:アレルギー とくに、ヘアケア製品、スタイリング剤が原因
対策:
使っているシャンプー、リンス、スタイリング剤を順番に変えていく。
シャンプーや、リンスetcをしたあと、しっかりと流すことを心がける。
補足
※海外では、シャンプーは1週間に一回の国もあり、
毎日する習慣ではなく、スタイリング剤をつけた日はしっかりシャンプーしたり
頭皮を見ながら、お湯だけで洗う日を週に一日ほどでも取り入れるのも
肌荒れ、髪のダメージ、アトピー、皮膚常在菌(良い菌)を残し、
より健康にしてくれます。
※頭に流すお湯の温度が高温の場合、皮脂の取りすぎで乾燥を引き起こす
もしくは、乾燥することにより、身体が頭皮を守ろうと皮脂に過剰分泌をうながします。
よって、頭皮が乾燥、皮脂過剰分泌どちらにしても、流す温度は38度前後がおすすめです。
と、まとめてみました。
※治る兆しがない場合は、皮膚科で受診をおすすめします。